妹がいるかもしれない疑惑が浮上した高1の夏

Takenori自身がこの記事を読み終わるまでにかかった時間は約4分です。

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もう10年以上も前のこと。

「僕には妹がいるのか…?」

と本気で考えた時期があった。

たったこれだけの文章から、「妹がいない人生を歩んできたのに、もしかしたら妹がいるかもしれないことが発覚した」というストーリーを感じ取ってもらえているとは思うが。

まさにその通り。高校1年生時の夏休みの部活動中に、同じく1年生のYにこんなことを言われた。

「妹紹介してよ。」

と。

ハァ?妹なんていないのに無理だろ。ということで、

「妹なんかいない。」

と返したところ、Yから更に返ってきた返事は

「ウソばっかり!メッチャ可愛い妹いるくせに。」

だった。

兄と姉と父親と母親と母

もう顔を合わせなくなり随分と経つが、小さい頃にそれはそれは僕のことを可愛がってくれていた人が2人いた。

僕が物心つく頃には、その2人はどちらもそれぞれが結婚もし子供もいて、世間一般的な幸せな家庭を築いていたわけだが、どういうわけかよく父親に連れられ2人の家にお邪魔していた。

月曜日は片方の家。火曜日はもう片方の家。という風に、週に最低1度ずつは、僕の住んでいた家から車で10分程のどちらかの家を訪れていた。

従兄を従兄として認識してなかったくらいの親族関係には無知な僕であったから、この2人の存在も自分にとっていったいどういう関係の人たちなのかは認知していなかったが、とりあえず昔から自分のことを気にかけてくれる存在であったので、特に抵抗することもなければ警戒することもなく、会う度に甘えさせてもらっていた。

「あいつらと血が繋がってたのかよ…。」

という心の叫びを僕が発したのは、中学2年になってからであった。

中学2年と言えば14歳。どうにもこうにも多感なときだ。

僕は初恋を13歳で経験し、その相手も僕のことを気にかけてくれていた、と思う。

14歳になって「初恋の相手の幼馴染」と付き合うことになった。心は常に初恋の相手を想ってはいたが、言動と体はその幼馴染のものであった。

今となっては後悔してもし足りない交際だ。ただ初恋の相手に気にしてほしい。それだけの理由で、初恋の相手の幼馴染と付き合う。ガキのやることここに極まれり!って感じだ。

そんな僕が中学3年間を通して最も驚いたことが、先の心の叫びを発するに至った出来事だ。

中華人民共和国の政策よろしく、「自分はひとりっ子アルね。」と思いながら14年間を生きてきたのだ。

それを今更「兄と姉がいたなんて…。」という中々にシリアスな展開を要するためのドラマやマンガみたいな事実を知らされたところで、初恋の相手とその幼馴染の事を考えるだけでいっぱいだった頭と胸に入り込んできた更なる複雑な感情は、どこにも行き場を見つけられず、14歳の少年の体の中でスパークした。

ついでに言うなら、父親も母親も、なんなら兄と姉、更には祖母まで、

「え?知らなかったの?」

という態度。

そう、知らなかったのは僕だけという、この意味不明な状態。

僕はどこの誰だか知らない人の家にお邪魔して可愛がってもらっていたと思っていたが、兄と姉にとっては弟を可愛がっていただけという、処変われば当たり前のこの状態。

もうそれならそれで、

「おう!兄貴に姉貴だったんだってな!これからもよろしくな!」

…とは思えないのが、14歳ってもんだ。

兄を兄と、そして姉を姉と呼ぶにはこれまた複雑な心情になる別の理由が、当時にはあった。

2人は僕の母親とは血が繋がっていないのだ。腹違いってやつなのだ。

「初恋の相手の幼馴染と付き合っている僕を、初恋の相手はどう思っているだろうか…。」

それくらいの気持ちを抱けるのがもう14歳なのだから、僕は母親だってどう思っているのかをガキなりに察していたし考えてもみた。

母親にとってみれば、僕の兄と姉は、僕の父親の前の女性との子供なのだ。そういう存在がいることは仕方ないとしよう。所詮は過去のことだ。

しかし、

「その過去の遺産の元へ、今もって自分がお腹を痛めて産んだ子供を連れていくという父親の行為は何なんだ。」

という感情が母親にはあるのではないか?と思ったのだ。

そこの所の話は、結局今まで一度もしたことがなかったし、恐らくこれからもすることはないかもしれない。

社会人になってからというもの、兄にも姉にも、そしてその子供にも、僅かとは言え自分なりの恩返しをしたつもりだ。

僕はもう父方全ての血縁者とは縁を切っているので、兄にも姉にも会うことはない。

私道が20メートルあり、電灯と言えばシャンデリア。数々のワインやお酒を保管しておくための専用の棚があったり、毎年お歳暮は超豪華な物が幾つも届く。他にも土地を複数所持していて、そこに家を建てればいいと言われたこともあった高校3年生時。

そんな家系も父親が残すであろう財産も、何一ついらない。全部兄と姉と、その母にくれてやる。

そして妹

こんな体験を過去にしてきている僕であるから、高校1年生時の部活動の際に同級生のYに言われた

「妹紹介してよ。」

「ウソばっかり!メッチャ可愛い妹いるくせに。」

という言葉に、

「これは…また新たな事実が発覚のときか…?」

等と少し浮かれていた。

このYと言うのがこれまた、「TAKENORIのことをなぜこれ程までによく知っているのだ?」と思わざるを得ない人物だったのだ。

Yは僕の出身中学とは異なる中学であったが、高校に入学する前の「陸上競技部スキー合宿」に参加していたため、高校に入学する前から僕と顔見知りであったし、またその影響から親同士がよく連絡を取り合ってもいた。

そんなこんなで、

「親からの情報がこのYの耳になんでもかんでも入っていて筒抜け」

「妹がいるのを知らないのもまた自分だけ」

という推測を立てるのは簡単だった。

「実は兄弟姉妹がいる」ということに対する耐性はもう付いていたし、なにより妹という言葉が僕の心を躍らせていた。わかりやすく書くとするならばこうだ。

「いもうとルンルンいもうとルンルン♪」

非常にわかりやすいだろう。

「どーせなら兄と姉みたいに血が半分繋がってるとかじゃなくて、完全に血の繋がっていない妹がいいなー♪」

「血が繋がってなければ、なんでもアリだもんねー♪」

「半分繋がってるとしても、途中までならいいもんなのかな?」

という風にまで考えている僕が、そこにはいた。

血が繋がっていても、姉に対して「おっぱい見せて」と言っていた記憶が鮮明に残っているが、それもまたいい思い出。

※「おっぱい見せて」は血が繋がっていると発覚する以前の出来事である。

妹がいるかもしれない疑惑は、

「もしかしたら本当にいるかもしれない。」

という僕の気持ちも手伝って、高校に入学していた同じ中学出身のヤツらにも瞬く間に広がり、

「可愛い妹を紹介してくれる」

として、兼ねてからの仲間であったバカな同級生たちは、僕に新たな存在価値を見出してくれた。

妹のまとめ

あれから約10年。

今のところ、血が半分繋がっているのかいなのかさえわからない妹は、まだ僕の目の前には現れていない。

高校3年間の間で、

「いつになったら妹紹介してくれんの?」

とたまに言ってきていたYも今では結婚し子供もいる。僕に妹がいるかもしれない疑惑を持ち出した人物が自分であるということも、忘れてしまっているかもしれない。

まさかYの結婚相手が僕の…なんてことはないよね。

目線を変えてみて。

僕が高校1年生の頃に、父親が僕の母親とはまた違う女性と作った子供のことを指していた「妹」だとしても。

もう今なら受け入れられる。なんならとっても可愛がってあげたいくらいだ。まだ10代か…グフフ。

ということで、僕の妹になってくれる女性を募集します。

募集が可能な5ヶ条

  1. 10代~20代前半で若ければ若い程いい
  2. ガッキーに似ているor誰が見ても可愛い
  3. 性格は優しく朗らか
  4. ブラのサイズはE以上アンダーは65以下
  5. 「おにいちゃん」と呼んでくれる(お兄ちゃんはダメ。)

連絡先はxxx@hitogoto.org


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