レイプさえもが「いいね!」される狂い始めたネットと時代

Takenori自身がこの記事を読み終わるまでにかかった時間は約2分です。

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いつの世も、人が人を傷付けるという行為は無くならない。

無くならないばかりか、人が増えれば増える程、そういった行為も増長されているように感じる。

そして人が減少したとしても、行為そのものが減ることはないのかもな、と思えてくる。

なぜって?

それは、レイプされた少女の裸の写真までもが、SNSで次々と拡散される時代に突入したからだ。

「いいね!」されたのはレイプされた15歳の少女

アメリカ生活の長い日本人女性とSNSについて話していると、こんな話題を出してきた。

「アメリカでは、レイプされた少女の裸の写真がSNSで回ってくるの。」、と。

そしてそれは実際に事件になり、レイプされた上に裸の写真が流失してしまったのは15歳の少女だという。

更に驚いたことに、その事件で逮捕されたのはまだ10代の大学生で、逮捕の決め手は大学生がSNSにアップロードしていた、流失された少女の裸の写真や、レイプしているときの動画だというのだ。

似たような事件は公になっているだけでも複数発覚しており、そのどれもに共通するのがレイプされたのはまだ10代中頃の少女、しかもその現場の写真がSNSで拡散されている、ということ。

沸いたように届き続ける「お誘い」のメール

レイプされ、その様子の写真や動画が拡散されてしまった少女の1人は、こんな目に遭っているという。

拡散された少女がレイプされたことを知った、少女のことを元々知っていた友人・知人、果てはどのように連絡先を知ったのかわからない人からも、「僕ともセックスしてよ」というようなメールが送られてくる。それも毎日毎日、何通も。

辛いことがあった上に、まだ傷付き続けなくてはならないと悟った少女は自殺を図り、一命は取り留めたものの意識喪失で寝たきり状態に。その後間もなく、家族の判断で生き永らえさせることを止めた。

参考/Bullying blamed in death of Nova Scotia teen – The Globe and Mail

拡散する側される側

日本でも、別れた恋人とのセックス時の写真や動画をインターネット上で公開する、「リベンジポルノ」と呼ばれる愚かな行為が増えてきている。

そしてそれをSNSで拡散する、という行為も。

SNSで拡散されるということ自体に、どうしてそのようなことが起きるのかと、不思議でならない。

レイプそのものとその様子を写真や動画に撮るという行為から始まり、それをインターネット上に公開するという行為。

それを見た側が拡散することで広まり、その連鎖が始まる。

そしてされた側はますます傷付き、心と体に追った傷は騒ぎが収まった後も癒えることはなく、一生付き合い続けなくてはならない。

デジタル技術の闇

技術の進歩は凄い。インターネット関連における技術は特に、だ。

しかしそれを扱う側の進歩はそういうわけにはいかないらしい。様々な情報や嘘か本当かわからない上に自分では判断できない話ばかりが広まり、それをどう捉えればいいのかが分かっていない。

「拡散されてきたから自分も」ということをしている人間からは、そのモラルの程度が手に取るようにわかる。

もちろん、今回の記事で書いたような愚かな行為に、全ての人が加担するとも思っていない。ごく一部の狂った人間の行為だと思っているし、またそうであってほしい。

そういった行為を助長させてしまっているのが、技術の進歩によってもたらされたものが原因であるならば、抑制することが出来る技術だってあってもいいのではないだろうか。

止むことの無い愚かな行為を続ける人間。

それを抑制するために必要な技術が開発される前に、人の心でなんとか出来る世の中に、いつの日かなってほしい。そう願って止まない。


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