「過労死」は世界共通語である事実を日本のブラック企業は受け止めるべき

Takenori自身がこの記事を読み終わるまでにかかった時間は約3分です。

スポンサードリンク


僕は今、日本時間の10月23日、日曜日の朝にこのブログ記事を書いています。

残暑も気配を完全に失くして、少し肌寒くなってきた今日この頃。

早朝のテレビを見ていると、ニュースではこんなテーマで討論がされていました。

「過労死」は英語でなんというか

ここ最近、事業大国日本において、「過労死」という言葉に焦点を当てたニュースをよく目と耳にするようになってきました。

もしかしたらこのブログを読んでいる方の身近でも、過労死された方がいるかもしれません。

2015年度の過労死者数は210名。そして過労死とは別に、過労により自殺を選んだ人は90名を超える数となっている。

これは厚生労働省が調査・公表しているデータにて確認することができるが、単純な人数だけではなく、過労死者が多い業種や年齢についても、詳細にデータとして算出されている。

平成27年度「過労死等の労災補償状況」を公表 |報道発表資料|厚生労働省

「karoshi」がまかり通る世界

過労死とは

過労死(かろうし、英:karōshi)とは、周囲からの暗黙の強制などにより長時間の残業や休日なしの勤務を強いられる結果、精神的・肉体的負担で、労働者が脳溢血、心臓麻痺などで突然死することや、過労が原因で自殺すること(いわゆる過労自殺)などである。

※過労死-wikipediaより

世界広しと言えども、働き過ぎにより死ぬということがあり得るのは、日本だけだと言われている。

(まぁ貧民国で奴隷が1日に20時間も働かされている上に、休みは月に1日か2日あればいい、なんていう情報だって入ってくることがあるけど。)

そもそも「過労死」の意味を、よくよく聞いてみるまでは知らなかった、理解がなかった、という国外の人だってまだまだ存在するだろう。

でも実際、英語の辞書にも「karoshi」と掲載され、不名誉な日本語として世界に広まりつつある過労死という言葉。

この事実を、名指しで批判されている企業はどう受け止めているのか。

過労死を過労死ではなかったことに

大手広告代理店である電通に入社した、2015年当時23歳だった女性新入社員が、過労により自殺していた。

という事実が公になったのは、翌年2016年の、しかも最近になってからだった。

企業の不祥事には目を光らせているであろう報道関係各社が、今頃になってやっとその事実を掴んだ背景には、やはり電通側が隠そうとしたり無かったことにしたり、あるいはそれに近いことをしていたんじゃないのか?と思えてくるのが心情だろう。

タイムカードなんてあってないようなもの

企業側は、自社に所属していた人間が亡くなったそのときに、「過労死」、「過労による自殺」という認定を押されないためになんだってするだろう。

  • サービス残業させるのは当たり前
  • 残業した時間はタイムカードには記録させない、されない
  • 夜遅くまで会社に残る際は電気を消す
  • 就業時間内で出来なかったことは自宅に持ち帰らせて処理させる

もちろん全ての企業がそのような過ちを犯している、と言うつもりはない。そのような過ちを犯すのは、「犯さざるを得ない企業」だからだ。

そしてそんな企業は電通だけではなく、テレビや新聞で記事にされてしまうような企業だけではなく、すぐ身近に存在している。

死を選択するということ

僕だって先に挙げたような経験はあるし、またそういう経験を余儀なくされて、体調や心まで壊してしまった人だって身近にいる。

それこそ、雇われている側に強制労働をさせている「雇っている側」の人間に、なんらかの仕打ちをしてやろうか、とすら考えたことだってある。

幸い、同じような苦しみを分かち合える仲間がいたおかげで、辛かったときの経験も今では笑いのネタにすることが出来ているけど。

死んでしまった人、死を選ばざるを得なかった人、そしてそんな人たちの身近な人。そういう人たちにとっては、笑いのネタに出来ないどころか永遠に笑うことが出来なくなった人だって存在するだろう。

それだけ、過労死というものは人間を闇に追いやる出来事だと捉えても間違いはないと僕は考えている。

過労により、体が、もしくは心が、「死を選択する」という人が増えてきている日本。そんな事態に陥らせている日本の社会は、これからどこに向かうのか。


スポンサードリンク

ヒトゴトの他のブロガー

スポンサ-ドリンク