LGBTの市場は5兆円

Takenori自身がこの記事を読み終わるまでにかかった時間は約3分です。

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日本国内はもちろん、国外からも仕事の依頼を頂く。

webクリエイターと謳っているので、webサイトのデザインやマークアップ以外にもさまざまな案件を相談頂くことが増えてきた。

そしていつの間にか、webに関係のない案件の相談も受けるようになり、結果として今回の本題であるLGBT市場に目を向ける機会を得る、きっかけとなる人と出会った。

LGBT

古くからの友人に紹介されたのは去年の年末だが、実際に顔を合わすのは今回が初めてとなった女の人がいる。名前をツバサとでもしようか。

ツバサさんとは、顔を合わすまでにも何度か電話でやりとりをし、所属する事務所のwebサイトを作らせてもらう過程で写真を何枚も見ていたので、紛れもなく、女の人だと思っていた。

電話で話している限りでは典型的な女の子らしい声質だったし、会ったときの印象も顔は綺麗と言うより可愛いタイプで、胸もあって(ちなみにDカップらしい)、体毛も全くなくて…。

大阪は難波の猫科の動物が出迎えてくれるカフェでの打ち合わせにて、ツバサさんに耳元で、

「実は私…ニューハーフなんです…フフ」

と囁かれるまでは、これっぽっちも、本当に微塵も、目の前にいるその女の人が、実は男性だなんてことは想像できなかった。

曰く、

「私は女性ではなく男性。だけど女の人でありたいんです。」

ということだった。だからその意思を尊重して、女性ではなく女の人と表現している今日この頃。

ツバサさんは、ニューハーフという枠を取っ払って、性そのものについて話したいと言ってきた。そんなときに活用される言葉が、LGBTだ。

LGBTとは L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー。 順番に、女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、生まれたときに法律的/社会的に割り当てられた性別とは異なる性別を生きる人のことを言います。

LGBTという言葉を知って10年以上が経つが、まさか自分がLGBTに対してこれほどまでに本気で考える機会が訪れようとは、思いもしなかった。

市場

ビジネスというものに、あるレベル以上で取り組んでいる人であれば嫌でもそれを意識せずにはいられないのが、市場というものだ。

市場とは、定期的に人が集まり商いを行う場所、あるいは、この市場における取引機構に類似した社会機構の概念を指す。「市」「市庭」とも言う

自分が取り組んでいるビジネスの市場を知ったふりして、無謀な行いに時間とお金を費やしている人も少なからず存在するのがこの世の中なんだなぁ、と、思わず考えてしまう機会が多いという事実に巡り合える僕は、きっと幸せ者だろう。

それはさておき。

現在の日本において、LGBTの市場とそこに直接関係する人の数は、それはそれは多いということを数字で教えて頂いた。やはりこの辺はしっかりとした事務所に所属するだけあって、データを活用して歩み寄ってくるところに好感が持てた。

例えば、単純な割合にしてみれば実に8%もの人々がLGBTのどれかに属する人だという。

わかりやすく言うと、日本に存在するAB型や左利きの人と同じくらいの数か、それ以上存在しているとのことだった

もちろん、このデータはあくまでツバサさんが所属する事務所が調査した上での数字なので多少は変動するかもしれないが、ということを付け加えられたことも書いておく。

ツバサさんは、1クラスが40人の高校に通っていたらしいが、そのクラスの3人がLGBTだったらしい。そして僕が通っていた中学や高校のクラスにも、この割合は当てはまるのよ、と教えてくれた。

大なり小なり犯罪を犯したことがある人とすれ違っているのと同じくらい、LGBTである人たちとすれ違っているってわけだ。

関係ないが、少数派が語る話というのは本当に面白いものだ。今回のツバサさんといい、昔知り合ったとんでもない犯罪をおかしたことのある人といい、そういった人の話は正に度肝を抜いてくれる。

5兆円市場

LGBT人口が8%という数字を、大きいととるか小さいと取るかは人それぞれだと思うが、それをお金に換算するとやはりその市場はどれほどの規模と可能性を有しているのか、ということは嫌でも知ることになる。

LGBTの市場は、現在の日本では5兆円規模のビジネスで、今後は100%の確立で更に更に膨れ上がるとのことであった。日本はもちろん世界における人々の声が、LGBTが表に現れるのを加速度的にするという。

性に関連した市場で言うと、男性だけではなく女性用のものまで世に出回ってきた風俗市場、いわゆるソープやアダルトビデオにグッズといったものの市場は500億円。

性を離れて。

今をときめく、いろんなジャンルが存在しそこに属するアイドルたちが生み出す市場は600億円。ちなみにこれは、2016年の青森県の漁獲高(ホタテ類?)とほぼ同じ額。

額が跳ね上がるが現在問題となっている東京の豊洲問題の市場?は6000億円。

ソフトバンクグループ株式会社代表取締役社長である孫正義氏の純資産が2兆円。

日本が世界に誇るトヨタの、2016年の利益が3兆円に届かないくらい。

これらの数字を見ると、LGBT市場の5兆円という数字がどれだけの規模なのかが、なんとなくは想像できる、かもしれない。

お金の話に限らず、ツバサさんがLGBT関係で教えてくれた内容は、どれもこれもが面白くて、且つ自身の身近にまで関係していることばかりであった。

特に様々なシチュエーションで発生する、2人以上の人がいる場合での異性同士か同性同士か、といったことに着目して何かを展開しているビジネスは、LGBTを受け入れてくれるか跳ね除けようとしているのかが、一目瞭然だという。

具体的な企業名やサービス名を複数出して説明されたが、正に説明される通りの展開が現在の日本で繰り広げられているので、単純に勉強になったし面白かった。

ツバサさんとは、ベーゼこそ交わさなかったが今後のビジネスの話は交わし合ったので、5兆円プラスアルファ規模の市場に多少なりとも足を突っ込んでいくことになるのだろうか。


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