題名のない本

Takenori自身がこの記事を読み終わるまでにかかった時間は約1分30秒です。

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1999年7の月空から恐怖の大王が下りてくる。

アンゴルモアの大王を復活させるために、その前後、マルスは幸福のために支配に乗り出すだろう

これは、知る人ぞ知るノストラダムスの予言集に記されていた有名な予言だ。

しかし本日もう2016年11月3日也。恐怖の大王は下りてこなかったのか。それとも予定日を先送りしているのか。

いっそのこと、あの日あのとき、滅んでしまえばよかったんだよ。地球なんて。君もそう思ってるに違いないね。でもそれは大きなミステイク。

手元に存在する題名のない本より抜粋

今、僕の手元には、以下のようなことが書かれた題名のない本、のようなもの、が存在する。引っ越しがほぼ完了しつつある今日、たまたま見つけたものだ。

ジョーガンネ玉落としわずかなり学刈

ターと老婆をぬく

全くもって意味不明だ。他には、

ゴリラキツネより機械の鳥をうばう

ター扉をひらく無音バスもぐる

等と書かれていて、そういった意味が分からない文章が200ページまで書いてあって、残りは約100ページ程余っているが全て白紙だ。

そしてなんとも興味深いのが、文章が記載されている最後のページ、200ページ目に書かれている内容と、この日の日付である7月19日という記載だ。

内容はこうだ。

暗き天にマ女は怒り狂うこの日○終わり悲しきかな

捉えようによっては、あのノストラダムスの大予言として有名な一説に似てなくもない。

もちろん200の全てのページがこうした文章で埋まっているようなのだが、中にはもう読み取ることが不可能なほどにかすれていたり、ネット上に書くことをはばかれるようなものさえ存在する。

どうして、こんなものが手元にあるのか。そして、いったいいつからあったのか。脳内に蓄積されているバラバラの記憶の断片を、1つ1つ繋ぎあわせてみることにしよう。

5年前のあの日

話は5年前に遡る。そうだ、あの日だ。僕が5年前に住んでいたある場所から歩いて10分ほどの。今はもう潰れてしまって廃屋になっているが、5年前まではそこに存在していた中古本屋。

店の名前はなんといっただろうか。友人との会話ではいつも「墜落機の本屋」で通っていたため、店の名前なんて特に気にしたこともなかった。

車が3台だけ駐車できる駐車場とも言えない駐車場の一番奥。車1台分を占拠していた古汚い1人乗り用の羽が折れた小さい飛行機。その飛行機が「墜落機の本屋」の名前の由来である。

そこが潰れてしまう、もとい閉店してしまう丁度1週間前に訪れたときに手にしたのが、この題名のない本だった。

僕はどうしてこんな本を手に取り、あまつさえ購入してしまったのか。本の裏には値段が書かれたシールが貼られており、それからは赤い字で「9600円」と記載されているのが微かに見て取れる。

こんなものに9600円を出した5年前の自分。何を目的に、こんな題名もなければ中身だって意味がわからない本を購入したのだろうか。

正直なところ、どれだけ記憶を手繰り寄せてもほんの少しもきっかけが思い出せないでいる。が、あることにふと気が付いた。わかってしまった。200ページ以降は何も書かれていない理由が。

だからもう、この本について何か書くことは止めにしようと思う。それに伴って、この記事もここで終わりにしたい。

だが最後に。この本の詳細を知っている人がいて、そしてもしそれが、この記事を読んだあなたなら、どんな手段でもいいから僕へとコンタクトを取ってほしい。

今から5年前のあの日、墜落機の本屋で言葉を交わした、7月19日のマ女へ。


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