消去法で選ばれた大統領になるのはクリントンかトランプか

Takenori自身がこの記事を読み終わるまでにかかった時間は約2分です。

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日本時間11月9日。今日という日に、アメリカ合衆国の大地にまた偉大なる歴史が一つ加えられる。

第45台大統領の誕生だ。

民主党のヒラリー・クリントンか。

共和党のドナルド・トランプか。

僕がもし選挙権を有していたならば、どちらに投票するだろうか。

どちらも選び辛いが故に中々難しいところだが、これだけはハッキリと言える。

「大統領となった方が勝利したわけではない。」

なぜ勝利か敗北なのか

大統領選挙における両者の演説やそれを報道するニュースを見ていて、不思議に思うことがあるんだ。

いったいなぜに、「どちらが勝利するのか」といった観点なんだろうか。アメリカに住まう有権者の方は、「どちらを勝たせるか」という目線で投票をするのだろうか。

大統領になった者が勝利者だとすれば、なれなかった者は敗北者となるのか。

確かにだ。今後4年間にも渡りアメリカ合衆国における最も権力の強い人物となるからには、「勝利者」との肩書を与えられるのも間違いではないのかもしれない。

そうして、「勝った」、「私は勝ったんだ」という自意識の元であらゆる権力を振りかざす人物を輩出することが、アメリカ合衆国において何百年も受け継がれてきた伝統だったり、そこに生きる人たちの遺伝子に刻み込まれた文化なのだろう。

しかし、勝利者か敗北者か、という観点で今回の大統領選を見てみると、あと数時間の後に大統領となった人物が勝者、というわけにもいかないのではないかと、個人的には思っている。

消去法で選ばれた大統領

選挙とは、「投票する側」が「投票したいと思う側」に対して、その貴重な1票を投じるのが掟なのだ。

それはここ日本においても代わらない。学級委員長だって都道府県知事だって総理大臣だって、スケールは変われど掟は代わらない。

しかしどうだぁ~。

今回のアメリカ大統領における有権者の生の声を、今ここに書いてみようじゃないかぁ~。

Mr.mister「今回の大統領選はこれまでで一番異質だ。みんなどちらに投票したくないかを考えている。」

Ms.mistake「有権者って辛いってことが初めてわかったわ。クリントンかトランプか。どちらかに投票しないといけないなんてね。」

これはアメリカ合衆国で市民権を持つアメリカ人、を友人に持つアメリカ在住の日本人、を知人に持つ僕へとその知人が教えてくれたアメリカ人のボイスだ。

もちろん、有権者のみんながみんな、このような考え方や投票基準ではないとは思うが。しかしこのような声が存在していて、その結果から選ばれるのが、アメリカ合衆国第45代大統領となる人物なのだ。

あの世でジャファーソンはどう思っているか

僕のクソみたいな知識の中から、最も偉大な大統領を挙げるとするならば、それはトーマス・ジャファーソン以外に他ならない。

奴隷が奴隷という言葉が持つ意味を最も色濃く反映していた時代に、奴隷制度の廃止を強く説きながら、多数の奴隷を自身の負債として抱えていた大統領。

何を以て偉大とするかは個人的見解によると理解してほしいところだが、もしもこの世に遺された伝記が真実だとして、それから読み取れる、大統領としての政治活動の裏に垣間見えるジェファーソンの、一個人としての考えや気持ちと、心の在り方。

かつて自由への一歩を求めアメリカ建国に最も貢献したと言われる大統領は、「個人が有する自由」を最も強く説いた。

ジェファーソンが死んで190年経つ今。

大統領となる人物を「選ばなければいけない」という不自由極まりない歴史を歩み始めた現代のアメリカを見て、アメリカ建国の父はどう思っているのだろうか。


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